【やっと、1人になれました!】
ネオ・桃太郎はつぶやく。
だけど、困ったことにこの0歳の体では遠くへ行くことは出来ない。
去っていったじさまの代わりを探さなくてはならないのだ。
ネオ・桃太郎は考え、その場で愛嬌ををふりまき誰かに拾われるのを待つことにした。
しかし、目の前を行き交う人たちは彼の姿など見えていないかのように通り過ぎる。
「だめか、他の方法を考えなくては」
ネオ・桃太郎は焦るでもなく、じさまの残していったスマホを手に、例の占い師に連絡を取ることにした。
(今1人です。作戦は順調。でもこのままでは次へ進めない。次の手を教えてくれ)
と、送信しようとしたその時。
ピコーン♪
Twitterの通知音が鳴った。